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笠木ってなに??

笠木ってなに??

みなさん、こんにちは🐰

本日は笠木についてご紹介します。

そもそも笠木(かさぎ)って言葉を聞いたことがない!って方のほうが多いのではないでしょうか?

そんな疑問を解消していきます💪

笠木とは

建築で『笠木』とは、「バルコニー・ベランダ・パラペット」などの水平になっている上部に取り付ける仕上げ材料のことを言います。

笠木は防水のために用いられる部材や部位になります。

エクステリア(外構)で多く使用されますが、内装の階段などにも使用され誰もが一度は見ており、また触っている部位なのです😲

冠木(かぶき)とも呼ばれ、元々は鳥居や門等の上縁に横に渡す木という意味でしたが、頭にかぶるもの・傘のように下部を守るものとして笠木はどの部位であってもその下にある壁や躯体を保護しているものを指します。

建築業界では『躯体を腐食から守る』という点からそのまま用いられたと思われます。

 

笠木の種類

笠木として用いられる材料には木製の笠木や、セメント製笠木、モルタル製笠木、金属製笠木などがあり使用される材質により防水性・耐久性、用いられる場所に違いはあります。

階段であれば手触りが良くささくれが起きない木製、ベランダやバルコニー等直射日光を受ける部分であれば熱くなりにくいステンレス製を使用するなど工夫がされています✨

既製品を使用することで安定した品質を保ちながら板金の熱膨張・結露の発生に対応しています。

 

ブロック笠木

引用元:ブロック笠木 フィオーレ|三協アルミ (st-grp.co.jp)

門柱に多く使用されています。

 

アルミ笠木

引用元:笠木付き手すり コープレイJr|三協アルミ (st-grp.co.jp)

ベランダ・バルコニーに多く使用されています。

 

いかがでしょうか。

笠木って意外に身近に潜んでいるんです。

お家を守ったり、アクセントになったり万能です🙆